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アロイトマトの初双葉

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こんにちは。PAPA KUNIです。

素性の知れた種子の中から、今年初めて育てるアロイトマトが苦難を乗り越えてかわいい双葉を展開してきてくれた。



ここまで来るまでに紆余曲折があった。

3月に入り、少し陽気が良くなってきたのを見計らって待ちに待った今年初の播種をすることにした。ひと手間かけて、根だしをした種子を準備しておいたポリポットに播いた。

その直後、事件は起こった。

記憶に新しい春の大雪である。その日、根だしをして既に息を吹き返していた種子の上に雪がシンシンと降り注いでいくのを茫然と眺めていた。失望にも似た落胆の心中だったが、眺めているだけではだめだと思い、ダメもとで水をかけて雪を溶かしておいた。

その後、しばらくは種子からは音沙汰なしだったので、普段の発芽の勢いからすると既に種子が死んでしまったかというタイミングだったので少し落胆の気持ちとなっていた。その後、春の陽気に包まれた日に様子を見に行くと種子が頭を持ち上げてきてくれていた。

そして、その感動の瞬間から数日が経ち、ついに初の双葉が展開してきているのを発見した。


初のアロイトマトの双葉


今年は余裕があればいくつかの種類のトマトに挑戦してみようかと思っているが、先だって自分の中では一番由緒の正しいアロイトマトの種子を播種することにしたのだった。発芽の様子も確認しておきたかったという気持ちもあった。この種子は健康で元気がよいと感じた。

上手く育ちそうということを感じたので、今後の種蒔きシーズンには他のトマトの品種や他の野菜類なども含めて少し多めに苗を作り、家族にも分けて楽しめればいいと余計な妄想を膨らませている。既にいろいろよこされても場所がないと先制攻撃を受けたが、収穫があった時にはそこそこ喜んでいたので嫌がられない程度にほどほどに準備をしていこうと思う。

もう少し気温が上がりはじめたら、他のトマト類や野菜類も準備を進めていこうと気持ちだけは前のめりだが、なかなか手はなかなか進まないでいるところ。