こんにちは。PAPA KUNIです。
逆さトマトの試作品第一号の根の部分を見てみると、株の先端と同じように鉢の中で折り返していた。
空中栽培に仕立てた弱りかけのトマトは逆さになったとたんに株の先端を反り返らせ、生気を取り戻しているように見えた。
逆さトマトの資材は適当にその辺にあったものを組み合わせたものだったが、幸運なことに鉢に使ったのが透明のプラスチックの入れ物だったおかげで根の様子が見て取れた。
もちろん根も土の中で逆さにしてあったが目視できるところに伸びてきていた根は反り返って通常の根が伸びるのと同じ下方向に伸び始めていた。ポットの中では太陽と逆の方の根が充実しているようにも見える。
何かしらの働きで根は下の方に向かって姿勢を整えながら伸び、地上に出ている部分は上の方に向かって姿勢を整えながら伸びる仕組みとなっているらしいがそんなようなことを反映しているのだろうと思う。
弱っていた株が逆さトマトになってから生気を取り戻していたことから重力など何かしらの影響による作用でそういう現象が起こったという推測しか今のところはできないが花や実をつける段階になるとどうなるのかは観察対象として少なからず興味深い。
今回は比較対象がないが夏のシーズンに試すことができたならば一つくらい比較できるような状況を作ってみたいと漠然と考えているところ。
逆さトマトのキットの説明では花や実の付きが良くなるようなことが書いてあったような記憶もあるが今やもう定かではない。
近頃は良く土が乾くので取り敢えずはこのままもうしばらく株が枯れないように注意しながら様子を見ていきたいと思う。