ワサビ, 冬の観察, 山菜, 植物の様子

ワサビの小さい苗の様子

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こんにちは。PAPA KUNIです。

ワサビの小さい苗をよく見ると小さいながらに既にそれらしい風体が見て取れる。



沢ワサビをイメージし透明のプラカップに入れて水耕栽培的にしているので根の様子も良く見える。

株が水を吸い始めてから早い段階で葉が徐々に成長を始めてきていた。新しく出てきた葉も小さいがワサビらしい形をしている。よく見てみると中心あたりから小さい葉が次々と出てきそうな雰囲気がある。

根の部分も水を吸い始めてから細かい根が生えてきている様子がある。

茎と根の間あたりの根茎の部分がよく目にするすりおろして緑のワサビになる部分であるが、この部分は根にも茎にも成り得る部分らしい。よく見ると既にワサビの形を呈している。


透明プラカップで観察される山葵の株


苗が送られてきた当初からついていた葉や茎はシナシナと萎れ気味になっていたのでどうなることかと処理の手を急いたが、一旦水を吸い上げ始めると小さいながらに力強さを感じるようになった。繊細な癖を栽培環境を整えることで乗り越えることができればやはり山菜の成長は力強いのだろうと感じる。

根の部分からは何故か根の成長を阻害する成分が分泌されているということなので水は頻繁に変えたほうがよいかもしれない。その阻害成分が原因で土で育てる畑ワサビは根の部分が育ちにくいということなので主に葉や茎が商品となっているのかもしれない。時間をかければ畑ワサビでも根茎の部分が育ち収穫できるようになるかもしれないがまだよく分からない。

沢ワサビはその阻害成分をきれいな水で洗い流しながら育てるので根茎の部分が育ち商品となるらしい。もちろん沢ワサビでは葉や茎も商品になっている。何だかワサビは無駄がない気分のいい植物だ。

萎れた葉や茎を切った時につんとした清々しいワサビの香りがしたのを何度も思い出してしまう。