方法

苗が育つ鉢やプランターの簡単な土づくりの方法

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こんにちは。PAPA KUNIです。

今回は、参考までに自己流の苗が育つ鉢やプランターの簡単な土づくりの方法についていくつか書いておきたいと思う。



どんなものにも対応可能であり、定型的な内容と作業で無心に大量に作業をできるのがいいというのが基本理念である。汎用性を目指しているが、所詮、家庭菜園やプランター畑向けである。商業向けや酸性アルカリ性に敏感なものや蘭などの条件の厳しい特殊なものには向いていないかもしれない。

そんな方法でも興味のある方のために、今のところ実践している鉢やプランター用の簡単な土の作り方の3ステップについて以下に言及しておく。

できる限りシンプルな方法でできないか毎年少しづつ試行錯誤の実験を繰り返している。今のところの方法は次の通りである。

鉢やプランター用の土の作りで準備するものは以下の通り。

・鉢上げや野菜作りなど用途にあった大きさの鉢やプランター
・中粒の赤玉土
・軽い培養土
・肥料として発酵牛糞か油粕

鉢やプランター用の簡単な土の作り方の3ステップの手順は以下の通り。

1.鉢やプランターの底に中粒の赤玉土を入れる
土漏れ防止と排水性を保つため底の排水の穴が見えないくなるくらいの量を入れる。

2.残りの土を鉢やプランターに入れる
軽い培養土と発酵牛糞もしくは油粕をあらかじめ混ぜておくか、それぞれ直接入れてから混ぜ込む。今年から基本を軽い培養土と牛糞という組み合わせに変更した。軽い培養土は、作業時も扱いやすく、鉢やプランターの移動に腰の負担が少なく楽だ。牛糞は、畑の土づくりを参考にして取り入れた。細かく考えるならば、phの調整に石灰を使ったり、硫黄を使ったりすることもあるようだが、軽い培養土さんがある程度補完してくれると思うので、汎用性に重点を置いた考え方ならば、今のところはそこまでしなくてもよいだろうと思っている。終わったら水を撒いて土を湿らせておく。

3.苗を定植する。
苗の育ってきたポットの大きさくらいの穴を堀り、苗を土ごとポットから丁寧に外し、ポットの形をした根の部分を優しく少しほぐして植える。苗の根本が隠れる程度の土をかぶせる。株が不安定ならば根本が支えられる程度に少し盛り土をするとよいだろう。優しく加圧しておく。終わったら水を撒いて土を締める。

基本的に使うものはどこででも安価で手に入る同じようなものだ。種蒔きとの違いは栄養分の有無くらいだ。本格的な農業を志している人や細かく丁寧に対応したい人ならば、更に個別に条件を変えてやるのがよいのではないかと思う。どこまでも奥が深い。これらの方法は、あくまでも作業も費用も負担が少なくシンプルで且つ必要十分であることを追究している方法である。

すくすくと育ってもらい、美味しい実をつけてくれるのを夢見て今日も水をあげようと思う。