夏の観察, 山芋, 山菜, 植物の様子

つくね芋の花と種子

tsukuneimo
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こんにちは。PAPA KUNIです。

ツクネイモの蔓に蕾のような形状のものがついていたところに何か花が咲いたような跡が残っていた。



もしかすると花が咲いたのかもしれないが、残念ながら既に花はなく、蕾らしいものがついていた部分は既に形状を変え茶色く変色していた。

蕾のような形状の時には白っぽい花びらの素のようなものが見えていたが、既にそれはなかった。

花が咲いたらしき後に残っている部分の一つ一つをよく見てみると、調味料に使うクローブのような形のように見えた。形はクローブに似ているが、大きさはほんの3mm程度である。

tsukuneimo
つくね芋の花の後についたと思われる種子らしき部分


状況から考えると、ここに種子が含まれていると思われる。

その一つ一つの先端は3つに割れており、まだその中身は解き放たれていないように見える。

種子がついていると思われるその部分は既に外れて落ちてしまっているものもあったが、まだ大分残っているので取り敢えず残ったものを収穫しておいた。

手を添えると、待ってましたといわんばかりにポロリと枝ごと簡単にもげた。

一つ一つのクローブのような形の部分も室内に戻って入れ物に入れる際に指で撫でただけでポロポロと落ちた。

つくね芋の種子の形状が見られる画像は検索しても見つけられなかったので、これがそうなのかどうかはよく分からないが、機会があったら試しに播種してみたいと妄想を膨らませながら、そっと入れ物の蓋を閉じた。