オクラ, 夏の観察, 植物の様子, 野菜の様子

八丈オクラのそれっぽい葉

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こんにちは。PAPA KUNIです。

八丈オクラは双葉が美味しいのかどうか分からないが、虫の食害が止まらない。その中で、何とか生き延びた株からそれっぽい葉が出てきているのを発見した。



このオクラは葉が美味しいのか発芽してもすぐに食べられてしまう。他の野菜類などはそれほどでもないので不思議な感じだが、この八丈オクラは実も美味しいに違いないというのがいまのところの予測である。

いくつか発芽したものがあったが一部は既に里子に出しており、少しだけ残った株の観察を続けていこうと思っていた。

ところが、葉の食害が止まらず当初の株は、ほとんどなくなってしまっていた。

残っていた貴重な株を大きめの鉢に移しておいたところ、近頃になり、オクラっぽい葉を出してきているのが見えた。


八丈オクラのオクラっぽい葉


オクラはもともと生育が旺盛な野菜であると思うが、葉を食べられてしまってはなかなか真価を発揮することが難しいと思う。

追加で播いたものも食害に遭っているので、よほど美味しいのだろうと思う。

観察のためにはそれほど大量の株はいらないので、結果として数少ない株が生き残ってくれていればよい。

肥料や農薬などは最低限くらいで、且つ、放置栽培的な管理をしていきたいと思っているので、たまにこういう事態も起こりうるのはある程度の想定内である。

特にこれといって強力な対策があるわけではないので、今のところは芽が生えてきた鉢を虫の寄ってこなそうなところに移動するなど簡易な方法で回避しようと甘い心を出し尽くしている。

本気でたくさん育てようと思うとそうもいかないのは分かるが、今のところは成果物に辿り着くまで観察できればいいと思っている部分もあるので、無駄な殺生はせずにそのくらいで許しておこうと思う。

もちろん、豊作を味わうのは野菜を育てる楽しみの一つでもあるので忘れているわけではないが、技術的にはそれ以前にまずは収穫まで漕ぎつけるということが肝要なのではないかと、改めて心を戒めておくことにしようと思う。