トマト, 冬の観察, 植物の様子, 野菜の様子

冬を生き延びた屈強そうなトマトの双葉

Pocket



こんにちは。PAPA KUNIです。

この冬の観察中に、双葉から一向に育つ気配を見せてくれなかった屈強そうな双葉が冬を越しても生き残っていた。



植物を栽培しているといろいろな特殊な風体の姿を見ることがあるが、このトマトの双葉は、いつまでたっても本葉が出ることがなく、双葉のままどんどん屈強な容姿になっていたものだった。

少し面白かったのでそのまま放置しながら横目で観察を続けていた。

一緒に置いておいた怪しい種から生えてきたからし菜などは管理の悪さもあり枯れ去ってしまっていたが、そんな中、この屈強そうなトマトの双葉だけは粛々と生き延びていた。


冬を生き残った屈強そうなトマトの双葉


近頃、スプラウトに栄養が詰まっているということで食卓で流行っており、もやし以外にもあらゆるスプラウトが市場に出回っている。その辺の店でも特殊なスプラウト商品を見ない日はない。

そういう観点でいけばこの屈強そうな双葉は栄養が詰まっているかもしれないので、商品化できそうにも思うが、いまのところ栄養素を計ることもできないので妄想のままとどまっている。

他にもからし菜の双葉で一本だけ本葉が映えずに巨大化したものがあったがそちらはしばらくすると枯れてしまった。もともとの生命力も違うのかもしれない。

双葉のままで本葉も出てこないということは花も実もつけないので遺伝子を残すことはできないと予測できる。では何のために生き延びているのだろう。栄養豊富なスプラウト商品の礎となって他の生物の役に立つということも不本意ながら存在の意義になってくるかもしれない。まあ、いつもながら単なる妄想だ。

この屈強そうな双葉がいつまで生き残ってくれるか分からないが、もうしばらく生き残ってくれそうならば、来る夏のシーズン2には屋外にて引き続き観察を続けられればいいと淡い期待を抱いているところ。