こんにちは。PAPA KUNIです。
試しに普通のLEDに当てて少しだけましになっていたドワーフトマトの幼苗に今度は光源を植物栽培用LEDに変えて光を当てて様子を見てみた。
結果から発表すると今回の幼苗には目に見える効果があった。
茎の色づきや全体の様子も比較できるくらいの差がでた。特にほんの申し訳程度の大きさで出現した後に成長が鈍化していた本葉が元気になってきたのが分かる。
この株はピートペレットで育てている。水で育てているものに比べるとそこまでの色づきではないが、このまま植物栽培用のLEDを当てていれば通常の日光に当てた株に近い様子までは回復できるような感触がある。
まだ、この程度の植物栽培用LEDが実を生らすほどの力を持っているかどうかは分からないが、少なくとも葉ものは元気に育つレベルのような気がする。もちろんLEDのスペックにもよると思う。
水耕栽培とLEDを併せて使えば、少なくとも葉ものは元気に育つレベルのような気がする。
念のため使用した植物栽培用LEDのスペックを記録しておこうと思う。5v、4.8ワット、LED27玉、赤18青9(赤2:青1)。また、苗が小さいので実際に光が当たっていたのは棒状になっているLED全体の1/3くらいの部分だけだったので単純に考えると小さい1-2株の苗を卓上で育てるには赤6青3の2ワットくらいのものがあればそれで十分かもしれないとも思う。これは知識もへったくれもない当てずっぽう。
余談だが、この植物栽培用LEDは大きく期待もせずに適当に買った安物なので市販の植物栽培用LEDのストラップと同じものが仕込まれているような安づくりのものと思っていたがよく観察してみるとそうでもなさそうだった。形状はよく似ているがさすがに市販のものが仕込まれているわけではなくオリジナルの製造物の様子だった。よく見るとLEDの密度もLEDテープよりも個々のLEDの配列が密で、USBがつけられている植物栽培用のLEDストラップが同じくらいのスペックで安くても2-3倍くらいの値段から売っていたのを見たのでお買い得な商品だったのかもしれないと思い直した。
植物栽培用のLEDの効果があることが実感できたので早く植物栽培用LEDに入れ替えたいと思うが資材が遅れているのでなかなか思うように事が進まない。いつもながら牛の歩みなのでそれはそれでいいとして、この観察の結果を受け、一部従前に想定ていた形と少し変更しようと思う部分があった。また、できる部分だけはすべての資材の到着を待たずに順次対応していこうと思うようになった。
基本的に資材にも運用にもできるだけコストをかけない完全室内栽培の仕組みが最終的に作れないものかという妄想の下に試行錯誤しているが、ある程度の効果が欲しい時にはそれなりのコストはかかる。そこにふつふつと浮かぶのがいわゆるジレンマである。
もちろんそこを何とかしようと泥まみれでもがく訳であるが、試行錯誤していればそのうちパッと道が開けて何とかなったりすることも多くある。
ルールを守った上で何とかする、というひっそりと守り通してきた心構えはこういう場面でも適用できると思う。
いまだ見えぬゴールに向かい、ジレンマを楽しみ、ジレンマの解消も楽しんでいるつもり。