イチゴ, トマト, 冬の観察, 植物の様子, 野菜の様子

液肥で根が傷む

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こんにちは。PAPA KUNIです。

冬の観察が始まってから順調だった苗の大半が急に傷んでしまった。



原因は濃すぎた液肥。

双葉から本葉へと順調に育ってきていたトマトや無事に発芽に成功したイチゴなどを見て浮かれて少し気が抜けたのかもしれない。

室内では液肥を使って育てようと漠然と思っていたので少し早いとは思ったが液肥を使ってみた。

全く気を遣わずに適当に希釈をしてしまったのがいけなかったと今は分かる。

状況により100-2000倍などで希釈使用するものを計算してみると15倍。

ひ弱な苗にはきつすぎたみたいだ。

冬の観察の植物の成長が嬉しくて単に栄養をあげたいとぼやけた頭で浅はかに行動に移してしまったのだと思う。

その後、トマトの葉が少しづつ傷み始めたのに気付いたのでこれはいけない兆候だと思い、いろいろ考えた末に液肥を疑い、トマトやイチゴに普通の水をかけてみたが時はすでに遅しだったようだった。


可哀そうに立ち枯れしてしまったスポンジで育っていたイチゴの双葉

トマトの苗もイチゴの苗もほとんどが傷んでしまった。

ピートパレットのものもスポンジのものもほとんどダメージを受けた。

イチゴは購入した苗以外は両者共に全滅。

トマトは特にスポンジのものはほぼ全滅。

スポンジのものの方がダイレクトに影響を受けた様子だった。

完全に傷むまでに時間がかかったのは根にダメージを負ったからだと思う。

苦しみながらも苗達は頑張ってくれた。

幸いにも種子はいっぱいあるので発芽の作業をしていれば当分苗は途切れることはないがせっかく発芽した新芽がまったくの自分の不注意で弱ったり枯れてしまったりしたのはなんだか切ない気分だ。

いい気分で液肥を注入していた自分が悔やまれる。

一方、液肥の影響が暗に進行していたころ、併行して万が一の時のために播いていた種子が発芽を始めていたのがせめてもの救いだった。

これらは特に補完のための用途で計画性なく余ったピートパレットにパラパラと播いていたものだった。

今後は数の足りない苗を補いつつ人工の光源となるLEDの環境などを粛々と整えていこうと思う。