こんにちは。PAPA KUNIです。
地上部が先端に何かついた長い棒のようになっていた八丈オクラであったが、鉢にほど近い株元の付近から小さい葉を出してきているのを見つけた。
この八丈オクラの株は背丈が150-160cmほどになっており、オクラとしては巨大な風体であるが、先端部分に小さ目の葉と花芽を残すだけでほとんどの葉は落ちてしまっていた。
葉が落ちたことで棒が突き刺さったような貧相な風体となっていたがここへきて株元の部分から葉を出してきているのを見つけた。
なんという生命力なんだろうと驚愕させられる。もしくは、ここの所の気象のせいかもしれない。
いずれにせよ、状況としては、根は充実しているのだろうと推測している。渦巻く太い根が鉢の土から顔を出していたこともその推測を裏付けている現象である。
一方、現在ある地上部の上部は既に生命力を失っている可能性があり、それを株が察知して株元付近から新しい葉を出してきている可能性があると考えている。一本立ちするような株の育ち方をする生命力旺盛な植物で、株の上部を切り詰めたり、大きく育った地上が弱ったりした植物に稀に見られるのと同じような現象のような気がする。
素晴らしい生命力で新たに成長しようと試みていることを感じ、植物とはいえ見習うべきところがあるかもしれないと心のどこかでうっすらと思うところもある。
状況によっては新しく生えてきた葉より上の部分は一旦切り落としたほうが良いかもしれないとも思っているが、まだ株の最先端部に葉や花芽が残っているので、このままもう少し様子を見ていきたいと思っているところ。