こんにちは。PAPA KUNIです。
今年もピンクのローズゼラニウムの花が勢いよく咲いていた。
数年前に蚊除けの効果があるという植物をいくつか探したが、その中でもこのローズゼラニウムは簡単に増えるので、ついつい増やしてしまった。
当時手に入れた蚊除けの効果のあるという草はいくつかある。
だいたいハーブの類で、以下のようなものだ。
・ローズゼラニウム
・レモングラス
・ペパーミント
他のハーブと同様放っておいてもどんどんと育つ。この強い繁殖力の裏にいろいろな効果が隠されているのかもしれない。
他にも蚊が嫌うにおいを持つ植物はあるが、草の成分として蚊が嫌うにおいの成分を持っているが葉などを潰さないと効果が出ないようなタイプのものや食べると体から蚊が嫌うにおいがでるようなタイプのものもある。いずれにせよ、完璧に蚊除けするというのは難しいような気がする。
ローズゼラニウムは、蚊が嫌うシトロネラという成分から発せられる匂いを出す。確か蚊香龍というような蚊が嫌うのを売りにしたような名前で売っていたような気がする。ピンクのかわいらしい花が春から秋まで咲きまくる。近づくとふわりとそれらしい香りがする。ちいさい蜂や蝶に大人気で、あちこちに置いておくと、日中の徘徊ルートに加えられるようで賑やかだ。
そんなに絶大な効果は期待できないと思うが、もし蚊除けのために配置するならば通り道や入り口付近に配置するのが良いと思う。また、いくつかの株を置いたほうが成分が多く留まるであろうし、見栄えも出るので良いかもしれない。まあ、ハーブでの蚊除けは気休め程度にしておいて、きれいな花と香りを楽しむとよいのではないだろうか。
背が伸びてくると先の方しか葉や花がつかないので支柱できれいに仕立てるなど工夫をするとよい。先の葉付きの良いところだけを切って、元の株を整理しつつ、挿し木でどんどん増やすことができるのも楽しい。
レモングラスは、イネ科の出で立ちで、葉をつぶすとレモンのようないい香りが漂う。根が強いのか次から次へと新しい葉が生えてくる。枯れてしまった葉は処理したほうが見栄えは良い。また、水をどんどん吸い、鉢で育てているとすぐに土が乾いてしまうので、たくさん水をあげている。増やすには、根のついた株を分割すれば比較的容易に増えやすことができるようだがまだやっていない。宿根草のようで毎年冬は草の部分が枯れた状態で越している。
ペパーミントは、以前住んでいた家の近くの公園に自生していたものを地植えで移植したのだが、どんどん増えて大変だったので、今回は持ってくるのをやめた。葉を指で軽くつぶすと大変いい香りがする。余談だが、関連する蚊除けグッズとしては、ハッカ油やハッカ脳と呼ばれるハッカ油の成分であるL-メントールの結晶である薄荷クリスタルを利用している。特に薄荷クリスタルは、強烈だが、虫よけ、猫除け、暑さ対策などいろいろと汎用性が高く、効果的に使えるので研究中だ。
蚊除けにせよ、他の用途にせよ、ハーブは繁殖力が旺盛で、地植えにすると大変なことになる場合が多い。ベランダや限られたスペースで育てるならば大きさをコントロールできる鉢やプランターが良いのではないかと思う。