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最後に粘る一房のニガウリ

goya
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こんにちは。PAPA KUNIです。

既にすべての株が茶色くなり枯れてしまっていたと思っていたニガウリにたった一つだけ緑の実がぶら下がっているのが見えた。



この夏のシーズンもエコな緑のカーテンと多くの実で楽しませてくれたニガウリであったが、既に季節は終盤を過ぎ、すべての株は茶色く変色している。

今年は簡易の棚を片付ける予定であるが、何気なく様子を見てみたところ、少し見えずらい所に一つだけまだ緑を蓄えたゴーヤが何とかしがみついて生きているのが見えた。

小さいながらも必死にしがみついているような姿勢が何だか情緒があるような気がする。

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最後に粘るニガウリ


ただ、その実の周辺も既に枯れ落ちているので、このゴーヤももうしばらくすると熟することなく萎びて枯れてしまうかもしれないと思う。

放置していたゴーヤの中には既に地面に落下して風化したものもあり、土の上にゴーヤの跡形に纏まった種子だけがその存在を示しているような場面もある。

このまだ青々しい実を見るにつけ、ノスタルジーのような感触が脳裏をよぎるのを感じるので、なんだか無碍に片付けるのが惜しくなってしまったような気分である。

ということで、都合の良い言い訳を得て、もう少しだけ簡易の棚を片付けるのを思い留まることにした。