こんにちは。PAPA KUNIです。
それは一本の白い大輪菊から始まった。
一本の大輪の菊の鉢植え。学校で育てていたものを夏休みに持ち帰った。大きく立派な白い花が咲いた。中学の夏だった。
うまく育てられたのに感動していると、翌年、偶然大量の菊の苗を手に入れることができた。
責任感もあり、本を読みながら色とりどりの大輪の菊を育てた。庭一面大輪の菊の鉢だらけになってしまった。仕立て方も様々だった。別にコンテストなどに出すということも毛頭なく、ただただ育てたという感じだった。自分なりには比較的満足感はあったが、何か物足りない気がした。
そこで、何が楽しかったのかをよく考えると、大きい花を自分で育てたということが楽しかったのに気づいた。大輪の菊は珍しく楽しかったが、ただ、花を育てたいというわけではなかった。何か食べられるものを育てたいとも思った。
そういうことを考えながら、大きいもの、食べられるもの、楽しいものや珍しいものという視点でいくつかの品種にチャレンジすることになった。
今も、大きいもの、食べられるもの、楽しいものや珍しいものという視点は変わっていないような気がする。