葉の上にちょこんと佇む若いバッタ。 羽はまだない。 居心地が良いのかじっと静かにしている。 頭のとがったバッタ …
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遠くを見る人
遠くを眺めている人。 山に登った人か釣り人か。 何を見ているのだろう。 少し角度がつくと表情も変わる。 どこを …
それぞれの時代の狭間
立ち入り禁止の鉄線越しに見えるもう使われない施設。 一応管理はされているが、常時使う施設のそれとは違い、廃墟の …
馬注意
動物注意のカンバンでは、熊、タヌキ、鹿、サル、マムシなどいろいろ見かける。 馬専門の公園の動物注意は馬のカンバ …
細顔
目がぎょろり。 への字口。 細顔の人。 どこを見て佇んでいるのか。 見立てでいろいろに見える。 ストーリーも見 …
兜の武将
兜の武将という言葉をイメージするともう兜の武将にしか見えなくなる不思議。 こういうことをイメージして作ったわけ …
丸メガネ
扉の丸い窓がメガネに見えた。 一応、タイルのギザギザに歯をむき出しにして笑う口を想像した。長い取っ手の鼻。 フ …
暑さ和らぐ環水平アーク
初夏、暑い日の昼下がり、眩しい青空に水平に伸びる七色の光。暑さを忘れてしばし空に見入る。 虹のような、そうでな …