知らない時にはメタセコイアの仲間かと思う。
少し知ると水松と書くスイショウだと思う。
もう少し調べてみると落羽松と書くラクウショウかもしれないと思う。
その風体は、杉のような、檜のような、松のような。
少しづつ細かく観察をしていくと、目星をつけた樹木の品種とどことなく特徴が違うのに気づく。
枝の感じが違う、葉の感じが違う、実の感じが違う、気根の感じが違う。
色々と気づく。
木が生えている場所は似ているような気もする。
井の頭恩賜公園の立落羽松。
ポンドサイプレス、シダレラクウショウなどの別名もある。
スギなのか、ヒノキなのか、マツなのか、何だかややこしくて未だによく分からない。
でもこれはタチラクウショウではある。
涼し気で賑やかな葉を風に靡かせ、種子の入った未だ緑の丸い松毬を沢山つけて夏を彩っている。