巨大なホットドッグ。巨大なバンに巨大なソーセージを挟む。
好みでピクルスやザワークラフト、刻み玉ねぎ、マスタードなどをたっぷり乗せる。ケチャップは拘りの点らしく、乗せる人と乗せない人がいる。みそ汁のように店や家庭によって多少異なる。
こんなような大雑把なホットドッグをChicago Style Hot dogと呼びシカゴアンは親しんでいる。
日本語でこれをシカゴ流という人がいる。何も考えなければそう言いたいのはニュアンス的に分かる。まったく個人的な希望だが、浅はかな考えで安直なままシカゴ流にしないでほしいと思う。まず、正しくは、Chicago Wayは商標なので、Chicago Styleでいいと思う。他の場面でWayを流と使うことは多い。とすると、Styleは様式というような意味で風と言う方がしっくりくるような気がする。ということを考えていくとシカゴ風でいろいろ行けるのではないだろうか。
というようなどうでもいい下らない考えを巡らさなくても、手に取ったらもう何も気にすることなくガブリと大きな口でほうばれば、あなたももうシカゴアンだ。