にんまりと口に笑みを浮かべているように見えるマンホールの蓋。
目の位置に来ているのはマンホールの蓋を開けるための器具を入れる穴だろうか。
長年放置されているせいか穴は埋まっているがそれも含めて形の塩梅がよく白目と黒目を想像させる。
にんまりとした表情を思わせる口の部分はロゴのようなデザイン。
この形状のマンホールの蓋はだいたいこういうデザインが表情を決める。
口に当たる部分がないものは顔としてみるにはなんだか少し物足りない時もある。
そう思いを馳せながら眺めているとなんだか意思を持っているもののように感じてくる不思議。
いや、これはただ長年の風雪に耐えているマンホールの蓋さんです。