公園に配置された半円の階段や程々の大きさの岩。
地形の形状から見ても機能的であるように見える。
景観としてのバランスもいい。
何気なくそこを通った後、何かが気になって振り向く。
そこには、離れてから広角で見えた石の笑顔。
その上を階段として通った時には気づかなかった。
信州松本にある公園の何気ない景色。
色々考えながら進む。
遠くから投げかけられた笑顔に不思議と誰かに守られているような気がした。
故意にそういう配置にしたかのか、それともそれを捉える心がそうさせたのかは永遠に分かることはなく、永遠に分かる必要もない。