天気の変わり際、広い空で雲が歪む。風が迷っている。空が大きすぎて行き場が分からない。 横に吹く風。下から吹き上 …
迷う風
月別: 2017年6月
あの空を見たのはいつだったろうか
脳裏に残るイメージは鮮明なディテールを教えてくれない。知りたいと思えば思うほど見えなくなる。 夏の暑さ。眩しく …
UFOの事情
夜の高速。通勤ラッシュの渋滞に巻き込まれ、運転に疲れて空を見ると道路を照らす街燈よりはるか上空に一列に並ぶ光の …
激しい夕焼け
荒れた空の果てに濃いオレンジ色が広がる。 大陸の激しい夕焼け。 夕方、日本の食材が手に入るコリアングロッサリー …
降らない雪
降らない雪。ここでできた雪の結晶。朝の車のフロントガラスのいたるところに雪が留まっているように見える。無数の結 …
気温100度
初夏のある日、ふと街角の電光掲示板に目を止めると区切りのいい気温が示されていた。 今の気温100度。いかにも暑 …
バラの街の大きなコイン
普段はあまり気づかない足元の景色。使い古された大きなコインのようなマンホールの蓋。そこで静かに自分の仕事を続け …
夏を待つ海の街
丘の上にトンビが舞う海の島。街では夏を待つ色とりどりのボートが並ぶ。 夏の楽かった思い出が脳裏を巡る。 湘南江 …
間違いのようで間違いでない
店の前の駐車禁止の黄色い縁石のエリアにポリスカーが止まっているのが見えたので、チケットを切られないように慎重に …
ありがちな夕暮れ
ビーチリゾートの夕暮れ、間もなく日が沈む。水平線に近づきながら空を染めていく強烈な落日を時間を忘れたまま眺める …