線路を走る電車の脇で高速道路を車が走るのを青いラインが特徴的な駅に立って見る。
もちろん文字にするとまだまだ足りないというのとは別の意味でも画像の情報量が多い。
多大な情報量の中に見出されるミスマッチが、この画像を見たいと思わせる不思議な感覚を生むこともある。
ただ雑多に情報が羅列され混沌としていることもある。
雑多な情報の中に何か興味深く面白く感じるものが見えることもある。
どんなものであれ、意図的に見られる画像を作り出すのは少なからず高度な技術であると思う。
頭の中で無意識に整理された情報の塊が何か心の琴線に触れることもある。
ある人には意味がなくとも、ある人には意味があるということもある。
実際の経験や想像の経験など裏付けるものはいろいろあるだろうと思う。
単なる脳の機能の差ということもあるかもしれない。
自分が捉えているものは何なのか、他人が捉えるものは何なのか。
高度な技術で意図があって作り出したものも、無意識に心に語り掛けるものが含まれるものも、どちらも見てしまう。