こんにちは。PAPA KUNIです。
簡易の棚の占領を進めているツクネイモの葉が一部ほぼ葉脈だけになっているのが見えた。
一連の葉をよく見てみると、葉を沢山齧ってから小休止していると思われる小さいカナブンが纏まって数匹留まっているのが見えた。
丁寧に葉脈だけを残し、美味しいところだけを執拗に齧りつくしたように見える。
事情はどうであれ、小さいカナブンサンたちによるちょっとした芸術品といった様相を呈している。
丁寧に齧られたツクネイモの葉
小さいカナブンというのは本当の名前ではないが、よくハイビスカスの葉や花を齧っている犯人と同じ種族の甲殻類の昆虫だと思う。
もちろん芋虫や毛虫的なものも葉を齧っているのを見かけるが、あちらこちらを凄い勢いで豪快に齧っているのはこの小さいカナブンが犯人であることが多いかもしれないと薄っすらと思っている。
ツクネイモはたくさん葉もあるし、すぐに復活してくるので少しくらいは食べてもらっても構わないが、葉の数が少なかったり、弱々しかったりする希少な株は勘弁してもらいたいと時折思うこともある。
どんな相手であっても、まずは共存ということが考えたほうが良い一つの大きなテーマだと思うので、そこまで神経質にならずに、丁度よい具合の落としどころを探すくらいの心の余裕を持っていたいものである、と頭の中は現実から離れ、妄想の海を泳ぐ。