語る写真の試み

鉄道の表記に暫し考える



街中でよく見かけるコインパーキング。

駅の近くには尚更数が多い。

近頃は駐車場の数が多く駐車場探しもさほど苦労せずに比較的何とかなる様になったような気がする。





駅近のコインパーキングの空スペース。

しかし、そこには鉄道の2文字。

むむむ。

鉄道、ということは電車。

いや電車は駐車しない。

そしてそこにはメーター用のガードもない。

ドンと構えた鉄道というフィジカルな文字の力強さ自体が既に行く手を阻んでいるように感じる。

もちろん車を止めることはできないのはすぐに分かる。


顔を上げて文字の先を見ると鉄道会社の敷地への入り口が門を閉じている。

短い単語で、鉄道会社の敷地への入り口なので駐車禁止、というようなことを表現しているのだろう。

もちろん、さっと隣の分かりやすいところに停めればいい。

そして、今日は少し疲れているのかもしれないと思う。