公園の隅で佇む切株。
なぜ切り倒すことになったのかは分からない。
ただ、雑に切り倒しっぱなしにしただけではない。
やはり公園という土地柄のため、人に気を使った木の処理をするようになってきているのかもしれない。
一旦切り落とした後、更にひと手間かけてきれいに角を削り落としている。
もちろん人が怪我をしないための配慮だろう。
切株の角が怖い人もいるかもしれない。
角を取ったことで見栄えもよくなったかもしれない。
ひと手間で日本らしい気遣いが見て取れるような気がする。
実際にどれだけの人が切株の角があることで怪我をしたかはわからない。地面と平行に切り落としていないのでアウトドアとしての使い勝手は悪い。外見に頑張ってひと手間を余計にかけた良さは感じる。チェーンソーで炎天下に熟練した技術で角を落とす人の姿が脳裏に浮かぶ。
ここ数年でこういう切株をよく見るようになった。