あちらこちらを指す行先案内板。
行先の方向が無数に生える独特の外観。その中から目的地を探すのも一苦労。
旅先で同じようなものをたまに見かける。
この行先を示すとげとげしいカンバンは米国オレゴン州ポートランドのとある広場に立っていた。
旅行者向けに観光名所を作っているのか。少なくとも生活用ではなさそうだ。
あそこはあっち、あそこならこっち。どこでも行ってみたい。行きたいところが多すぎる。夢のある旅人にはうってつけのイメージ。
一見ランダムにあちらこちらを指しているように見えるが、適当に方向を指しているのではないだろう。だが、いちいち確認することもない。
この町と関係のあるところを指しているのかもしれない。いや待てよ、単なるアート作品かも。
旅先で同じようなカンバンをたまに目にするということは、もしかするとありきたりの観光用オブジェなのかもしれない。
それにしても指しすぎて楽しい気分が驚きと笑いを誘う。
いろいろと想像が膨らむ楽しいカンバン。