語る写真の試み

偶然のメッセージ



何処からともなく風に吹かれて飛んできた一枚の小さい葉。

ふと足元を見ると丁度良い具合に留まっている。

公園の無表情なマンホールの跡地らしき部分に俄かに表情が現れたような気がした。





つぶらな瞳に添えられた小さい口。

少し柔らかいがどこか寂し気な表情。

脳に感情がよぎる。

情緒。


自然からのメッセージ。

マンホールの跡地からのメッセージ。

人の顔のように思えば無限に楽しめる。

でも、実は見る人の心の中を映しているだけなのかもしれない。