荒々しい雲の合間から神々しく大地に降り注ぐ光の筋。
虹を見た時とどこか同じような感動。
脳裏に聞こえてくるような荘厳な音楽。
薄明光線、天使の梯子などと呼ばれているらしい。
大陸は空が広い。
雲の表情も様々。
降り注ぐ太陽光の量も多いような気がする。
延々と続く平原の直中にある北米シカゴ郊外の競馬場。
広い空で荒れる雲の合間から神々しい光が差す。
何となく特別な場所で、何となく特別な風景に出会う。
駆け巡った小さな感動は、形を変え、姿を潜め、どこか心の中に残っている。