ノスタルジック, 写真を語る試み

荒野にポツンと立つ電柱

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(c)papa92画像素材 PIXTA –



そこは誰もいないとただの荒野のようだった。

開けた土地にポツンと木の電柱が佇んでいる。

電柱とは言ってみるものの電柱かどうかなのかも分からない。



北米西部のユタ州には荒野が多い。

少し移動するとすぐに砂漠のような荒野が広がる。

景色から見ると少し行くと山岳地帯ということも言えるかもしれない。

ソルトレイクシティからほど近いソルトレイクのあたりも例外ではない。


その日は誰もいなかった。

延々と広がる空。

どこまでも続く大地。

人知れず吹きすさぶ風。

そして時間は悠久となる。